10 Mar 11

21日の春分の日は、市内の各所で
春の訪れを告げる会津彼岸獅子の
舞いが披露されます。

会津彼岸獅子は、春の彼岸に行われる伝統行事。
笛や太鼓の演奏に合わせて太夫獅子、雌獅子、
雄獅子の3匹の獅子が舞い、春の訪れを喜び
豊作や家内安全を願います。

この会津彼岸獅子。江戸時代の初めに
保科正之公が、会津に移封された際、
獅子を先頭にして若松城に入城し、
大いに士気を鼓舞したと伝えられています。
また、会津一円に疫病が流行し
多くの人命が失った時、
神仏に獅子舞を奉納して悪疫退散を
祈願したところ次第に終息したともいわれております。
折りしも春彼岸であったので
彼岸獅子と呼ぶようになりました。

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戊辰戦争の最中、日光口の守備に
ついていた山川大蔵隊は、
会津に戻り城に入ろうとしましたが、
籠城中の城が、西軍に包囲されており
入城できずにおりました。
一計を案じた山川は、小松(北会津)の
獅子団を先頭に高らかに笛、太鼓を
打ち鳴らし行軍しました。
西軍は、堂々としたその隊列を
友軍かと勘違いして無血入城を
ゆるしてしまったというのです。

面白い話でしょう。

余談、前々回の旅館組合青年部の例会では、
会場に、日本酒を持ち込ませていただいた。
近くの酒店『植木屋』さんに立ち寄って
店主さんと話をしておススメの一本
会津の地酒、奈良萬を持っていったんだけど、
日本酒通の女性陣から
美味しいと絶賛をいただいた。
「ありがとう。植木屋さん!」
あら、植木屋さん、こんな素敵なブログもあるのね。

こちらから、どうぞ >>>

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