2カ月に一度、某コンサルタント会社から
成功事例、モデル企業ルポ、
コンサルタントコラムなどが収録された
CDが送られてくる。
1時間も内容があるので
車で遠くに出張する時に聞くようにしている。
今月のコラムでは、不況の原理原則ということで
「主力商品」について述べられていた。
一般には、「主力商品」とは、自社・自店で
一番売れている、もしくは、一番収益性のある商品の
ことを指しがちだが、こちらのコンサルは
「主力商品」とは、競合状態にある大きな市場の中で
自社・自店が一番売れている商品のことを
「主力商品」と認識すべきだ喝破する。
つまり、自社・自店に中では、売れ行きが
4番、5番のモノであっても
それが市場の中で最もシェアーを持っているのであれば
それを伸ばすべきだと説く。
それを買い求めにやってきたお客様は
そのついでに2番、3番の
商品も買ってくださるというのだ。
そうすると、当ホテルにおける
主力商品というものは、
観光のお客様にお泊りいただく
ツイン・ダブル・トリプルルームのような気がしてきた。
実際、市内のどこのホテルよりも
部屋は広く、宿泊料金も高いのであるが、
週末、休前日などはお陰様で高い稼働を誇っている。
なるほど、なるほど、
この主力商品をさらに強いものに、
お客様に喜んでいただけるものにするのが、
目下の努力目標になりそうだ。
(シングルの部屋を2~3室潰してツインルームにしたいと
進言しているのだが、聞き入れてもらえない)
そのための、仕掛け(観光客向け宿泊プラン)は、
これからもたくさん作って行くつもりです。
どうぞ、ご期待ください。
30万本のヒメサユリが自生する
喜多方市熱塩加納村の
『ひめさゆりの丘』では、
ヒメサユリの花が見頃を迎えました。
ひめさゆりは、5年の歳月を経て、
ようやく一輪の花を咲かせます。
新潟、山形、そして福島に限り
自生する貴重な花なのです。
昔、加納鉱山で働いていた人たちが、
空腹をしのぐためにユリの根を
食べ尽くしてしまったという話があります。
旧熱塩加納村時代の約30年前に
保護活動が開始されました。
そして、現在は約3ヘクタールに
30万本のヒメサユリが自生しています。
ちなみに漢字で書くと「姫早百合」と書きます。
乙女のよう に可憐で、
ゆりの中で一番早く咲く花だから
早百合なんだそうです。
ゆりというと友人の話を思い出しました。
理由は聞かなかったけど。。。
彼女は、カサブランカが好きでないそうです。
私はカサブランカのにおいがイマイチ苦手。
大学の卒業式の時に
当時付き合っていた方が、
抱えきれないほどのカサブランカを
プレゼントしてくれたそうです。
うれしい様な、悲しいような
複雑な気持ちだったでしょう。
カサブランカの匂いを嗅ぐと
そんな淡い気持ちが
思い返されるでしょうか。
ホテル常連のお客様と友人の三人で
三島町に桐タンスを見に行きました。
その後は、隣りの会場で行われている
「ふるさと会津工人まつり」を覗きました。
全国各地から集まった職人らが
自然素材を材料に、伝統的な技術・技法によって
手作りの工芸品を一堂に展示、販売します。
ちなみに三島町では、職人のことを
「工人」(こうじん)と呼びます。
林の中に出店があるので
日光を遮り、木々の間を涼しい風が通ってゆきます。
知り合いの方がたくさんいました。
最近、七日町通りにお店をだした
会津塗のうつわを扱う
「工房すずらん」さんもおりました。
すずらんさんは、最近よく
新聞やテレビに引っ張りだこです。
女性らしい感性の素敵な商品を
開発しています。
漆業界の期待のプリンセスです。
HPは、こちら >>>
そして、これまた女性に人気の
会津本郷焼の「樹の音工房」さんの出店。
こちらの工房も長い伝統と歴史に培われる
会津本郷焼に新風を吹き込みました。
出店を覗いたら一段と
可愛らしい新作が並んでおりました。
HPは、こちら >>>
常連のお客様は、夏らしい素敵な
お着物をお召しになっておりました。
三島に来るということで
編み組細工の、山ブドウ手提げ籠もお持ちでした。
籠には、リボンもついていて、
デザインも凝っております。
会津桐下駄の出店で
気に行ったものを見つけたらしく
お買い求めになりました。
印伝の赤い鼻緒がとてもかわいい。
お客様は、履いていた草履を
紙袋にしまい、こちら桐下駄を
履かれて歩かれました。
会津に来たのなら、
会津の物を身にまとって
過ごしたいものです。
実は、私、いつもこの常連のお客様の
会津での楽しみ方を参考に
独創的な宿泊プランを造成しているんです。
そういえば、少し話も変わるけど
私は、海外旅行に行くと、
洋服は現地で調達するんです。
少し高かったけど、イタリアでは、
アルマーニの半袖のカジュアルシャツを購入して
それをずうっと着ていたっけ。。
それが、まだ似合っていたんですよ(笑)
ローマの中心部に素敵な美容室もありました。
そこでどうしても髪を切りたかったのだけど
時間の都合で想いはかないませんでした・・・・
日曜日は、ホテルの常連のお客様が
ご自身のお着物をしまうために
会津桐のタンスを買い求めたいということで
私が桐の里、三島町までご案内しました。
お客様は夏を感じさせる素敵な
お着物をお召しになって登場でした。
(お着物、とても似合っていました。
行くとこ、行くとこ、周囲の視線を
独り占めにしておりました)
国道252号線の道の駅「みしま」にて
会津桐タンス(株)の営業部長と
待ち合わせをしました。
道の駅の2階には、桐タンスを始め
桐製品が展示されておりました。
ここで軽く、レクチャーを受けました。
その後、部長の先導で
本社工場に向かいました。
当日は、三島町では、
三島町特産の編み組細工や桐製品、
陶器、漆器、染め織物など
自然素材や手作りのこだわり製品が
全国から集まる「工人まつり」が開催されておりました。
本社工場は、まつり会場に隣接しておりました。
敷地内では、天日の下、
桐材が乾燥されておりました。
大きな衣装タンスから、小物入れまで
様々な桐製品が並びます。
桐で作った米びつが人気だとか。
桐は防虫効果、調湿効果が高いのです。
タンスは、このように表面を
カンナで削って、再生することも出来ます。
お客様はマンションのウォークインクローゼットの下に
おけるような4段チェストのタンスを探しておりました。
ちょうど、お客様好みの6段チェストがありました。
自由にオーダー出来るということで
引き出しを4段にしてもらい、
足元には草履とかを置ける隙間を作り、
可愛らしい真鍮製の花柄の金具を
つけていただくことにしました。
タンスの幅と長さも着物をしまう
たとう紙がぴたっと入る
大きさにしてもらうそうです。
私も、見本を見ながら説明を
聞いているうちに確信をしました。
これは、かなり素敵なが出来てきそうです。
お客様も一日千秋の思いで
お待ちになると思います。
ちなみに我が家には、
会津桐タンスこそ、ありませんが、
会津桐のくず箱はあります。(汗)
表面が黒いのは、バーナーで
少し焼くそうです。ここも職人の腕の見せ所です。
先週の土曜日というと
関連会社のご子息の結婚披露宴に出席いたしました。
会場は、猪苗代町にありますリステル猪苗代。
最近には、珍しく仲人さんを立てて
出席者も300人近い大きな披露宴でした。
ご祝辞も猪苗代町長がお話されました。
リステル猪苗代の相談役の鈴木長治さんや
磐梯熱海温泉・華の湯社長、菅野豊さん、
郡山ビューホテルの今泉社長と
同じテーブルに座らせていただきました。
親しくお話をさせていただくのは、
初めてでしたが、
皆さん、お話が面白くて
とても魅力的な方々です。
一番、嬉しかったことは、
60代前半の華の湯の菅野社長が
iPhone を使って写真を撮っていたので
「それは、 iPhone ですね」
「 iPhone、駆使されてますね」と感心しましたら、
『ぼくは、時代の新しいものや
甘いもの(スイーツ)には、意識的に
注意を払っているのよ』・・みたいなことを
お話されました。
「甘いもの、おお~素晴らしい」 そして、メチャうれしい~!!
実は、普段から甘いものが好きでない人とは、
気が合わない、仕事をいっしょにしにくい。
みたいな極論を公言していたので
菅野社長の発言で
「わが意を得たり」とばかり、嬉しくなりました。
そうです。
甘いものが好きな人は
間違いなく感性の豊かな人です。
これからのビジネスには、
感性は不可欠だと思うのです。
少し、強引なロジックですが、
そんなことを考えた 1週間でした。 チャン・チャン。
ちなみに、うちのホテルでは、
宿泊実績データーから上お得意様を抽出して
コストのかかった暑中見舞いや年賀状をお送りしております。
この夏の暑中見舞いは、
おしゃれに作って
それを持参していただければ
カフェ「三番山下」でケーキセットを
召し上がっていただくようにします。(^o^)/
