会員登録をしていただいたお客様には、
毎年、お誕生日にバースデー・メールを
お送りさせていただいております。
メールには、私がセミナーや書籍、
雑誌などで知った素敵なお話を
少しだけ紹介させていただいております。

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せっかくですから。
こんな感じのお話を書いていますと
紹介させてください。
ちなみに、次の話はいつもサービスについて
アドバイスをいただいている先生から
教えていただいたものです。

【スチュワーデスの気配り】

これは新聞の読者投稿欄に掲載された、
ある男性の投稿です。

「一杯のジュースに感激」

仙台空港発大阪行き日航812便での出来事でした。
私たちは生まれながらの小児マヒのため
生涯寝たきりの生活を強いられて
昨年40歳で亡くなった長男の写真とともに
東北の旅を終え、機上の客となりました。

雲海から頭を出している富士山のあまりの
美しさに、亡き子にも見せてやろうと、
写真を窓際に立てかけておりました。
その時、機内サービスとして飲み物を配っておられた
女性乗務員さんから「お写真の方にもどうぞ」と
一杯のジュースを差し出されたではありませんか。
突然のお申し出に、私たち夫婦は一瞬、
感激で胸が熱くなりました。
たった一杯のジュースではありますが、
この行為1つで社内教育の確かさと
乗務員さんの優しさを感じました。

       M・O(兵庫県明石市 無職  67歳)

JAL!がんばれ!!
さらに、最近こんな話を知りました。

【よい知らせ】
アルゼンチンの英雄ともいえるプロゴルファーの
ロベルト・デ・ビセンゾさんのお話。

彼があるトーナメントで優勝したときのこと。
家に帰ろうと駐車場に向かうと一人の女性が近づいてきました。
彼女は、彼の勝利をたたえると、
自分の幼い子供が重い病気に罹っており、
お金がなくて満足な治療を受けさせられないという事を話します。
それは、子供を思う母の心がよく伝わってくる内容でした。
彼は、この話に心が動かされます。
そして、ペンを取り出すと、小切手に女性が払い出せるように
裏書きをします。「これが赤ちゃんのためになるといいのだが・・」
そういって賞金の小切手を彼女の手に押し込みました。

翌週、クラブハウスで食事をしている彼のところに、
プロゴルフ協会の職員がやってきました。
そして、駐車場であった女性が詐欺師で、
病気の子供がいるどころか、
その女性は結婚すらしていないことを知らせます。

それを聞いて、ビセンゾはもう一度確認しました。
「本当に病気の赤ちゃんはいないのかい?」

残念そうに、うなずく職員。
しかし、ビセンゾは逆に笑顔でこう言ったそうです。

「よかった。それは今週一番のよい知らせだ」

2009年12月
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